緊急事態宣言も延長され、ついに全国民一律の給付金「10万円」が決定されました。
僕は株式投資7年、仮想通貨投資3年、指数・CFD2年の今年30歳になるサラリーマン兼業投資家です。
20代前半から投資を始め、2017年以降は仮想通貨FXで毎年コンスタントに数百万円以上の利益を出せるようになりました。
ですが、安定した投資収益を出せるようになるまでは何回も大きな損失(ロスカット)をしています(2017〜2020年の間も当然出してます)。
ちょうど2020年4月に+2BTCから-3BTCへのドローダウン(400万ほどの大きな損失)を経験したため投資手法の断捨離を行い、5月からは仮想通貨FX一本に絞って勝負していこうと思っています。
4月月次
仮想通貨:-3BTC
CFD:-15万4/22までは+2BTCだったんですが、Sを焼かれドテンLのストップは狩られ…ダウのSも焼かれ、散々でした。
正直、これまでで1番難しい相場でした。資金管理を見直し、個別株と指数スキャでまったりやろうと思います。
— ちゅーに@投資・資産運用 (@investry_jp) April 29, 2020
給付金の10万円を投資に使ってみようか、と検討中の方向けに、僕の体験談から投資家として念頭に置いておかなければならない考え方も含め、おすすめの投資方法をまとめます。
目次
投資は9割が損する世界
世界的に著名な投資家のジョージ・ソロス氏の名言に「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」というものがあります。
投資=簡単に儲かる、楽して儲ける、とかそういうイメージをお持ちの方は考え方を改めてください。
管理人(@investry_jp)の投資遍歴
僕は大学生時代に元手100万円で株式投資(デイトレード)を始め、最終的に15万円くらいの損失を出して短期投資は一時撤退しました。
その後、就職先の持株会からスタートし、2017年に運命の出会いである仮想通貨投資を始めました。
元手50万円からスタートし、中国規制によるビットコイン暴落であっという間に30万円のロスカット。
精神的に苦しかったため2ヶ月間の休止期間を経て、残った20万円を元手に毎日数時間チャートを見て頭にパターンを叩き込み、60万円(+40万円)にしたと思ったらビットコインのハードフォーク騒乱に巻き込まれて30万円のロスカット。
また2ヶ月間相場を離れましたが、残った20万円から再起を誓い(多分、相場が好きでなければ普通の人は心折れてますw)、再スタートして2018年半ばには累計利益+1000万円に。
損益グラフ全体の画像
2018年はその後、仮想通貨のレバレッジ規制やbitFlyerのサーバー劣化を踏まえBitMEXに完全移住し、-2BTC, -3.5BTC(当時累計マイナス500万円程度)の大規模なロスカットも経験、地獄を見ましたが何とか年間収支はプラスに。
2019年はbitFlyerに一時戻り、落ち着いたトレードをしつつも1日で150万円飛ばした経験もあります(途中でBitMEXに戻り、年間収支は何とかプラスで終えましたが...)。
2020年は3月の10000$→3500$の大暴落を経験し、取引所をBitMEXからbybitに切り替え、何とか資産額が最高値更新をしたと思ったのも束の間...4月末の仮想通貨上昇に全力ショートで挑み、-3BTC(300万円弱)の損失。
2020年5月初旬時点では今年の年次損益 -150万円 ほどです(5/24時点で不屈の精神で-50万ほどに戻しました)。
2017年からずっとそうですが、損失を出してないか気になり毎朝5時に一度目が覚めてしまいますし、何もしてなくても機会損失を気にしていつも相場が気になります。
投資の生涯収支は大幅プラスで生活は豊かになりましたが、資産のアップダウンの激しさによるストレスのかかる生活。
吐きそうなくらい、壮絶でした(良い経験でしたし、投資が好きなので良いんですが)。
皆さんには僕のような投資の失敗経験を味わって欲しくないですし、下手なりに投資に命を削って向き合った僕だからこそ伝えられることがいっぱいあると思い、まとめました(前提、僕は投資の才能は無いです)。
投資を行うなら余剰資金が鉄則!生活費が減った(≒収入が減った)方は投資に10万円を使うのは "絶対に" やめるべき
先ほど僕の投資人生をまとめましたが、波乱万丈の一言に尽きます。
新しい生活様式にも慣れていかなければ今後勝ち残れません。
- テレワークの強制的な普及(例:ビデオ会議システムの導入や、自宅の作業環境充実)
- 巣篭もり需要(例:外食から出前・テイクアウトへ)
- お金を消費しない生活スタイル(例:ジムより自宅でのエクササイズ)
間違いなくスマートフォンの普及以来の大きな変化で、適応できない企業・個人は淘汰されます。
声を大にして言いたいのが「生活費に困る人は絶対に投資を行ってはいけない(投資は余剰資金で)」です。
先ほども書きましたが、投資は9割の人が損します。
ゴールドマンサックスや野村証券といった、海外・国内の最大手金融機関の超優秀なトレーダー達と同じ戦場に立ちます。
投資は(メンタルを抜きにすると)勝率50%のゼロサムゲームなので、強者が弱者の資金を搾り取ります。
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投資の市場は基本マイナスサム!数少ないゼロサム or プラスサムの証券会社・仮想通貨取引所とは
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本業の収入が減りそう or 手元資金に余裕が無い方は、投資にお金を投じるのはやめておくべきです。
投資で重要なのは3つだけ、でも優先順位を間違えると大損失を出す
お待たせしました。
今投資を行う体力のある(=資金がある)方、間違いなく「人生を賭けていいレベルの大チャンス」です。
3.11の後のアベノミクス相場で日経平均は7,000円から24,000円まで上昇し、株式市場で億り人を多く生み出しました。
2017年の仮想通貨バブルでも億り人が特集され、ショックと言われる暴落が落ち着いた今、相場に挑める人は無限のチャンスが眠っています。
僕はビットコインや金(無限の金融緩和による金余り・法定通貨の価値の希釈化)と米国株(新しい生活様式でも恩恵を受ける企業)を虎視眈々と狙っています。
実体経済がこのまま正常化するとは思っていないので、まだ資金待機させている状態ですが今年は間違いなく大勝負の年です。
相場の世界から退場(=資金枯渇)しないためにも、僕が体感した投資で重要なことをまとめました。
投資で一番重要なのは先を読む力ではなく「資金管理」
資産230億円の伝説の投資家のcisさんも勝率は6割程度と言っていますし、投資は1勝9敗でも勝てるのが面白いところ。
逆に勝率100%は有り得ないですし、それを謳っている投資商品は全て詐欺です。気を付けましょう。
ということは、いくら負けを重ねても投資資金が尽きないようにし、勝ちで大きく取れる準備をすれば良いのです。
それができれば苦労しないよ...はそうで、僕も損少利大はまだまだできてませんが、資金管理の方法は何度も食らった強制ロスカットで身に付けました。
利益はこまめに出金し、原資を抜くことをまずは目標に
どんな投資でも証拠金と呼ばれる種銭が必要です。
僕も元手は50万円からのスタートで、仮想通貨FXでの取引の時には「原資を抜く」ことを第一目標に取引していました。
利益を積み上げ証拠金が増えるほど気持ちが大きくなり、自分の許容額以上の分不相応なlotを持ち(ハイレバレッジ)、これまでの利益を吐き出してしまうのです(分かっているのに、2020年4月に僕もやらかしました。情けない話ですが、一発数十万の損失は毎月1回はやってます)。
ですので、投資原資は利益が出たら必ず出金しましょう。
それだけで投資人生で負けが無くなることが確定するため、ストレス無く投資に臨めます。
安定資産への積み立てを行い複利効果で資産最大化を目指す
投資原資を無事回収した方は、引き続き利益もある程度の金額を決めてこまめに出金し、より安定な投資商品に移しましょう。
例えば下記のようなものが考えられます。
- NISA・積立NISAによる米国株ETFや投資信託への積み立て
- 最大手企業の株保有による配当金もらい(Googleやトヨタが無くなる未来はあまり想像できないですよね)
- 金やビットコイン現物の積み立て(※ビットコインは諸説ありますが)
利益をより安定した資産に移すことで、配当金や安定資産の値上がり益を享受できるでしょう。
ここまでの域に達すれば、生活は豊かになりお金の心配はもう不要です。
老後2,000万円問題とか対岸の火事です。
資金管理の徹底・複利での資産最大化は意外と簡単に少額で実現できるのです。
まずはこのサイクルを回すことが大事です。
投資原資(今回は給付金の10万円)から減った分の追加入金は "絶対に" しない
Twitterなどを見ていると、かなり生活を切り詰めて投資資金を捻出し、米国株や高配当株への投資を行っている人が多くいます(し、なぜかファンが多いです)。
ですが、今回の株式相場暴落で米国株も激下げ、配当も減配や無配にする企業が多いです。
投資で資産を増やしても墓までお金を持ってはいけず、稼いだお金は生活を豊かにするのに使うべき、というのが持論です。
原資を回収した今、給料などの生活費を削っての投資(積立NISAやiDeCo以外)はしないことを僕の中で決まりにしてます。
もう生涯通算で投資で負けは無い状態にすることで、投資も余裕を持って行えるからです。
本業の収入がかなりあり、余剰資金がある方はどんどん投資すべきだと思います。
僕は今月から「楽天カードでの金投信積立の追加(積立NISAは満額継続、残り月1.7万円分)」「SBI証券での米国株積立投資」を始める予定です。
投資は「メンタル」が超大事!自分の損失許容額を知り損切りは早めに
投資を10年弱続けてきて分かったのですが、投資は値動きを読む力よりも前述の「資金管理」が1番重要で、その次に大事なのが「メンタル」です。
投資は上がりそうと考えた時に購入し、下がりそうと思ったら売却する(空売りは逆)という超単純なことなんですが、それを邪魔するのが「メンタル」です。
僕は何度もロスカットした時にこれに気付かされるのですが、普段勝ってる時には意識できない厄介なものです。
僕の得意な投資手法はスキャルピングという、数秒から数分程度のポジション取りが基本で、即利確・損切りして日本円を持っている時間が大半です。
ですが、大きな損切りやロスカットをした時は身の丈に合わないレバレッジをかけたポジションを持ち続け、逆行して損切りを諦めて放置する時でした。
- 人は利益を小さく、損失(+機会損失)を大きく感じる
- ポジションが大きすぎると動けなくなる(損失確定させるのが怖く、戻るかもしれない期待をして、結果全てを失う)
これは投資家にとっては当たり前のことですし知ってる方も多いと思いますが、いざ自分の資金で勝負している時に同じ状況になると "必ず" 同じ穴の狢になります。
投資歴10年弱で毎年何だかんだプラスで終えてる僕でも、年数回必ずやります。
人間は機械では無いので、投資人生のどこかでミスをしてドローダウン(運用における一時的な資産減)することがつきものです。
ある程度自分の中でルールを設けてトレードすると、ドローダウンの損失を抑えて資産を守ることができます。
- 利益確定・損切りタイミングを値幅でポジション保有時に決める(利確・損切りの指値をしておく)
- 失っても怖くないポジション量の感覚(目安は他のことをしていたり寝ても気にならない)を身につける
これらを守り、全てのトレードにおいて徹底することで飛躍的に安定したトレードができます。
得意な投資手法は人によって全然違うので、他人のポジションを参考にするべきではない
いざ投資を始めようと思った時に、すでに勝ってるトレーダーがポジションを取った時に同じ方向にポジろう(=ミラトレして楽して稼ぎたい)と考える方、多いと思います。
投資手法は自身のメンタルや時間軸によって、適切なものが一人一人異なります。
買いでも売りでも、利益を出せば投資の世界では勝ちなのとどちらでもタイミングはあります。
僕は色々試してスキャルピングでのトレードが一番合っていると分かってますが、あなたは別かもしれません。
Twitterで長めの時間軸で大きなポジションを取り、日次数千万円と言う損益を見ると心が揺らぎ、自分も挑戦してみたことがありますが、結局僕は損失が嵩むばかりでした。
僕は元FPSゲーマーなこともあり、瞬間的な動きには強いのですが長期の目線となると全くダメで、狼狽売りしたりすぐ利益確定してしまいます。
そのため、小さいけれども確率の高い方向へポジションを取り、すぐに利確して数千円〜数万円の利益を都度取る(もちろん損失も同じ幅で有り得ます)のが性に合っています。
ここぞというタイミングでポジションを取り、他は一切相場を見ていません(実際にポジションを持っている時間は1日30分程度で、時給換算効率超良いトレードができている自信はあります)。
投資が初めてという方は、ぜひ今回の10万円で色々な投資手法を試し、ご自身に合った投資スタイルを身に付けることをおすすめします。
自分で考えて投資をすることで、その後の安定した利益に繋がります。
【初心者向け】10万円で投資を始めるのにおすすめな投資先とは
ここまで色々書いてきましたように、投資手法は人それぞれです。
記載した内容はあくまで長年投資をしてきた僕の経験から書いていますが、合うかどうかは実際に全て少額で投資を行ってみるのが一番です。
これから紹介する、初心者向け投資手法内でのリスク・リターン・おすすめ度はこちらです。
投資手法 | リスク | リターン | おすすめ度 |
ミニ株(1株)投資 | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
投資信託・ETFの購入 | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
ロボアドバイザー | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
初心者おすすめ投資①:SBIネオモバイル証券 or LINE証券で国内株式(ミニ株)投資
投資といえば一番最初に思いつくのが株式投資で、僕も最初の投資は株式投資でした。
しかし、僕が始めた2012年当時はミニ株(1株)の購入ができる証券会社がSBI証券しか無かった上、手数料が高く使い勝手があまり良くありませんでした。
なぜ今ミニ株かというと、基本購入単元の100株を10万円で買える銘柄は名の知れた企業(時価総額上位)には無いからです。
2020年時点の時価総額上位企業で、100株購入するのに必要な金額の例を出します。
- トヨタ自動車:70万円
- オリエンタルランド(ディズニーランド運営):140万円
- 任天堂:450万円(!)
これを見ていただくとお分かりだと思いますが、とても10万円から投資を行うのは現実的ではないですよね(10万円で買えるような銘柄は、世間的にも市場的にも認知されていない銘柄なので、最初に買う株の候補には入らないでしょう)。
1株単位で購入可能であれば、トヨタ自動車は13株、オリエンタルランドは7株、任天堂でも2株購入できます。
2020年現在、SBIネオモバイル証券とLINE証券という2つの証券会社が1株から購入可能 & 手数料も既存証券会社より安く、アプリも使いやすく初心者の方におすすめです。
そして、投資の醍醐味は値動きと資産増減を感じながら取引を行うことで、それを致命傷を負わないように「現物取引」で行うことで、超最悪(=投資先の倒産)でも給付金を失う程度で投資経験を得られます。
僕が投資に出会って人生を変えられたように、この記事をお読みの方の人生がぜひ良い方向に変わるように祈っています。
両証券会社の口座開設を行い実際に取引して感じた、メリット・デメリットは下記記事にまとめていますので、ぜひ参考にして口座開設・株式投資の世界へ足を踏み出してみてください。
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【Tポイント投資】ネオモバ(SBIネオモバイル証券)のメリット・デメリット・評判|単元未満株の積立やIPOもできる!
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LINE証券で賢く投資するなら「1株(単元未満株)を株主優待目的で保有」すること|1株購入で優待がもらえる銘柄まとめ
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初心者おすすめ投資②:楽天証券で投資信託・ETFの購入
「インデックス投資」という単語を聞いたことがある方、いらっしゃいますか?
個別株を探すのは難しい(選んだ株がちゃんと値上がりするのか予想するのが難しい)という方におすすめなのが、投資信託・上場ETFの購入です。
例えば、僕が毎月購入している「楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天バンガード)」は、全米株式の値動きに応じて資産のリバランス(差配)をバンガードという世界最大のヘッジファンドが行ってくれる金融商品があります。
何と、株式口座さえ開設していれば "誰でも" 世界的なヘッジファンドの運用する投資信託を購入することが可能なのです。
僕は株式投資に関してはどの銘柄が将来的に上がるのか予想するのは苦手(短期トレードが得意なスタイル)なため、先の「楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天バンガード)」を楽天証券で積立しています。
楽天証券は投資信託のランキングなど投資家が探しやすいように商品が並んでいるので、初心者の方でも選びやすいです。
楽天ポイントでのポイント投資ができる「楽天証券」で始めるのがおすすめ
何で僕が利用している証券会社は楽天証券なのか。
今回は給付金の10万円を原資にすると思いますが、これをきっかけに投資を行う方も多いと思います。
そんな時、楽天証券なら楽天ポイントで株式や投資信託の購入ができるため、普段の楽天市場での買い物や楽天トラベルなど旅行後に付く楽天ポイントは全て投資の原資にすれば、無理なく投資金額を増やすことができます。
僕は楽天証券を株式投資当初から使っていますが、楽天ポイントでのポイント投資の他にも、楽天カードでの積立NISAが最強だったり、使いやすい取引ツール(Macにも対応)などメリットが多大にあります。
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Macで使える株式投資ツールは楽天証券「MARKETSPEED」かGMOクリック証券「レーザートレード」のみ|GMOは先物・CFD・為替にも対応のパソコン版万能ツール!
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初心者おすすめ投資②':楽天証券 × 楽天カードでの「積立NISA」を始める
僕も夫婦で満額実施中の積立NISA、実施するなら「楽天証券 × 楽天カード」一択です。
というのも、投資信託を購入する場合、信託手数料が購入時に発生(約0.1%〜)します。
楽天証券のみ「クレジットカード(楽天カード限定)」での積み立てが可能なため、購入時の楽天ポイント=1%で信託手数料(や取引手数料)が相殺されるため、それだけで他の証券会社より優位性があります。
年間手数料無料の楽天カードを発行し、楽天証券でご自身の毎月の投資許容額まで積み立てる設定をするのが、最も期待値の高い積立NISAのやり方です(積立NISAは最高年間40万円、楽天カードでの積み立ては毎月最高5万円までです)。
楽天証券を使い倒した管理人によるレビュー記事はこちらです。
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【7年愛用】楽天証券のメリット・デメリットを投資家目線で解説|楽天ポイント投資・ポイント還元・積立NISAが高評判!
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初心者おすすめ投資③:自分で金融商品を選ぶのは難しい...という方はロボアドバイザーの「ウェルスナビ」
株式や投資信託も数が多すぎて選ぶのが難しい...全てプロの運用に任せたい!という方は、「ロボアドバイザー」に登録する手があります。
先ほどの投資信託よりは手数料が高い(資金額に応じて年間〜1%)というデメリットはありますが、株式や投資信託だけでなく現金や国債まで資産のリバランスの対象にしてくれる、自動運用を行ってくれる優れものです(その分、手数料が高いです)。
現状、日本のロボアドバイザーサービスで最も有望なのは預かり資産額トップの「ウェルスナビ(WealthNavi)」です。
ウェルスナビ(WealthNavi)
「ウェルスナビ(WealthNavi)」は日本最大級のロボアドバイザーサービスです。
投資のプロが監修しているAIによる自動売買での資産運用を行なってくれる、国内預かり資産残高No.1のサービスです。
貯金をするだけにしておくのはもったいないけれども、投資を自分で始めるのは難しい...という方にぴったりのサービスです。
【中級者向け】投資を本格的に始めたい方におすすめの投資先とは
株式投資や仮想通貨など、何かしら投資商品の売買経験がある方はせっかくのチャンスなので少しリスクはあるけれどもリターンも見込める投資にチャレンジしてみるのも手です。
投資手法 | リスク | リターン | おすすめ度 |
株式投資(信用取引) | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
外国株投資 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
楽天証券で株式投資の信用取引に挑戦
資産数百億円まで築き上げた投資家達(BNFさんやcisさんなど)も、最初の種銭は100万程度と言っています。
そこからどうして短期間で莫大な資産を築けたかというと、信用取引を行ってリスクを取りにいった結果です。
僕も株式投資で基本的に信用取引しか行っていません(株主優待目当て・配当金の高い銘柄への現物取引を否定するつもりはありません。僕は短期のトレードが得意なため、レバレッジをかけてより短期で利益を出せる信用取引を選んでいるという訳です)。
ちなみに僕は2020年は年初50万円からスタートし、2ヶ月程度の取引で+35万円の利益を出せました。
信用取引を行うのであれば、ツールが充実している「楽天証券」をおすすめします。
- Mac対応の取引ツール「MARKET SPEED」が使いやすい
- スマホアプリ「iSPEED」も使いやすく、外出先でも楽々取引可能
- 余った楽天ポイントを証拠金にできる
- 楽天銀行 × 楽天証券の組み合わせで楽天銀行の金利が0.1%(国内最高水準)に & 入出金がとても楽
- 取引で楽天ポイントが貯まる
と、メリットだらけです。
楽天銀行と楽天証券の組み合わせについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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楽天銀行と楽天証券を繋ぐ「マネーブリッジ」がおすすめな理由|設定方法・メリット・デメリットとは
続きを見る
住信SBIネット銀行 × SBI証券で外国株(米国株)投資
GoogleやAmazon、Apple、Microsoftといった超有名海外企業の株式を購入したい、という方は多いのでないでしょうか?
僕は今回の暴落の2番底で狙っている米国株を本気で買い集める方針です。
外国株を買うのは難しい...と諦めている方、多いかもしれません(僕もそうでした)が、実は簡単に購入可能です。
僕の愛用している楽天証券でも、2020年5月よりiSPEEDアプリにて直接米国株を購入可能になりました。
外国株を購入する際は為替レートを気にする必要があります。
証券会社で日本円から外国株を購入しようとすると、割高なレートになります(空港の通貨両替カウンターが証券会社のドルレートより大幅にスプレッドが広いのと同じ)。
米国株を購入するのであれば、住信SBIネット銀行で日本円をドルに交換し、SBI証券に送金して米国株をドルで購入するのが最もお得です。
SBI証券
【上級者向け】10万円を全て失っても大丈夫 & ハイリスク・ハイリターンの投資手法を試したい方におすすめの投資先とは
ここまでの投資方法は既にやってる!とか、本業の収入が特に減る訳でもないし、この機会に普段はやらない投資手法を試してみたい!という方、リスクも大きいですがリターンも大きいレバレッジをかけたトレード手法を試すのもアリです。
僕が元手20万円から1000万円まで利益を出したのも、後述の取引手法の仮想通貨FX(ビットコインのレバレッジ取引)でした。
もちろん、これまで書いてきたように、投資元本である50万円を超えた時点で原資を抜き、生涯で投資は利益が出た状態にしています(それでも、毎年ドローダウンのタイミングで資産額が減るのは辛いですが...)。
投資手法 | リスク | リターン | おすすめ度 |
CFD(指数・商品)・FX | ★★★★★ | マイナス 〜 ∞ | (自己責任) |
仮想通貨 | ★★★★★ | マイナス 〜 ∞ | (自己責任) |
国内証券会社でCFD(指数・商品)・為替(FX)に挑戦!
国内の証券会社がCFD取引(指数や為替(FX)、商品(金や原油など))を提供しており、株式投資と同じ税率(分離課税20%・確定申告は必要)で最大レバレッジ10〜20倍程度という十分なレバレッジでの取引ができます。
このレバレッジ、どの程度かというと50万円の証拠金で±20万円とか普通に出せます(=レバレッジ取引初心者にとっては十分です)。
仮に2020年の2月時点で、50万円の証拠金で持てるNYダウ(約15枚)を天井の29,500$から18,000$で利確すると、一撃2,000万円ほどの利益になります。
逆のポジションを持っていれば、途中で追証発生 & 最悪ロスカットされますが最大上記まで損失が出ます。
CFD, FXは休日・祝日は取引が停止するため「窓明け」という概念があります。
土日に戦争が勃発した、などで前週の価格と大きく離れた値段で取引開始されることがあります。
この時に証拠金に対するレバレッジが大きすぎると追証の金額が証拠金以上になり、元本が無くなるだけでなくさらに入金が必要になるため、CFD, FXが初めての方は週末・祝日の持ち越しは絶対やめましょう(可能であれば当日決済しましょう)。
初めてCFD, FXの取引を行うなら証券会社は「GMOクリック証券」が一番使い勝手良い!
色々な証券会社を使ってきましたが、国内証券会社でCFDやFXをやるならGMOクリック証券一択だと感じました(僕は今でもメインの証券会社として利用しています)。
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日経平均先物の取引を行うならWindowsがオススメ!MacはGMOクリック証券の「レーザートレード」のみ対応
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GMOクリック証券での取引を行っていて感じるメリットとしては
- 取り扱い商品数の多さ
- 使いやすいアプリ
- Mac, Windows問わずツールが利用可能
など、投資家にとって使いやすい環境なので気になる方は一度見てみてください。
GMOクリック証券
「GMOクリック証券」はスマホアプリ、パソコンどちらからでも取引ツールが充実・手数料も安く使い勝手の良い証券会社です。
GMOクリック証券のトレードツール「レーザートレード」はWindowsパソコンだけでなくMacでも対応の高機能ブラウザツールです。
株式だけでなく先物やFX, CFDなど様々な商品をこのツールで取引できるので、どんな取引環境の方にもおすすめです。
為替(FX)を始めるなら、DMM FXの口座開設・取引で20,000円の取引ボーナスをもらうのもおすすめ!
国内の証券会社は入会ボーナスや取引量に応じたボーナスをもらえるところがほとんどありません。
FXを検討しているのであれば、DMM FXが一定の取引量達成で20,000円キャッシュバックの口座開設キャンペーンを実施しています。
もちろん、DMM.com証券は株式投資(米国株含め)もできますし、DMM CFDでCFD取引もできます。
FXに挑戦したい方は、DMM FXの口座開設も同時に行って使い分けるのが良いと思います。
DMM FX
DMM FXは国内最大手の為替(FX)の証券会社です。
アプリがとても使いやすく、外出先でも手軽にいつでも取引ができるのが特徴です。
当サイトからの登録で20,000円キャッシュバックキャンペーンを行っており、特典のある数少ない国内証券会社の1つです。
仮想通貨(ビットコイン)の現物を購入してみる
2020年現在、世界的な大規模金融緩和により金などの安定資産の価格がどんどん上がっており「デジタルゴールド」とも言われるビットコインにも注目が集まっています。
僕は金とビットコインはコツコツ枚数を増やそうと考えており、10万円はビットコイン購入に充てるという手もあります。
仮想通貨はボラティリティが大きく、レバレッジ取引はお勧めできませんが、現物であれば気長に保有し続けることができます。
ビットコインの現物を購入するには、仮想通貨投資歴3年の僕が色々使って分かった、おすすめの取引所をまとめています。
気になる方はご覧下さい。
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まとめ:10万円から始める投資でお金の知識を身に付けよう
これからの時代、貯蓄だけではインフレリスクなどへの対応が難しくなってきます。
良い機会だと思いますので、ぜひご自身に合った投資を試してみてはいかがでしょうか。