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【7年愛用】楽天証券のメリット・デメリットを投資家目線で解説|楽天ポイント投資・ポイント還元・積立NISAが高評判!

更新日:

楽天証券で株式投資デビューし、その後も愛用し続けて7年が経ちました。

僕はIPO投資を欠かさず行っていることもあり国内の大半の証券会社の口座を持っていますが、その中でも楽天証券はトップクラスの使い心地で僕の中でのメインの証券会社の地位が揺らぐことはいまだにありません

スキャルピング・デイトレードなどの短期投資から積立NISAなどの長期投資まで幅広い手法で楽天証券で投資をしている投資家目線で、楽天証券の使い心地をメリット・デメリットそれぞれまとめました。

目次

楽天証券(ネット証券)とは?

楽天証券は楽天市場などで有名な楽天が運営する、国内第2位のネット証券です。

楽天証券の基本情報を表にまとめました。

運営会社 楽天証券株式会社
口座数 376万(2019年末時点・国内第2位)
取引手数料(税込) 現物取引:55円〜
信用取引:99円〜※売買金額に応じたテーブル制。口座開設手数料はなし
銀行との連携 楽天銀行:マネーブリッジ
リアルタイム入金:メガバンク・住信SBIネット銀行・セブン銀行・イオン銀行・りそな銀行など※他地方銀行などは振込での入出金も可能
取引ツール PC(Windows):MARKETSPEED Ⅱ
PC(Mac):MARKETSPEED for Mac
スマートフォン:iSPEED、iSPEED先物オプション、iSPEED FX
タブレット:iSPEED for iPad
無料外部投資情報 日経テレコン(MARKETSPEEDより利用可能)
ロボアドバイザー 楽ラップ
公式サイト 楽天証券ホームページ

"楽天"の名を冠するように、今流行のポイント投資を楽天ポイントで行うことができたり、積立NISAを楽天カードで行えたり、取引ツールも充実しており国内最強の証券会社と言っても過言ではありません。

現に株式投資を始めて7年が経つ僕が、楽天証券を愛用し続けています。

楽天証券のお得すぎる7つのメリット

楽天証券を利用していて感じるメリットは、他の証券会社に比べて圧倒的に多いです。

最初に言っておくと、楽天証券は「投資初心者から上級者まで幅広くおすすめできる」証券会社です。

楽天カード×積立NISAの組み合わせが最強投資信託の定期積立楽天証券一択

積立NISA、皆さんやってますか?

楽天証券以外の証券会社は積み立ての支払い先にクレジットカードが設定できず、銀行引き落としになります。

しかし、楽天証券は楽天カードでの積み立てができ、何と通常通り1%のポイント還元を受けることができます。

積立NISAは選ぶ金融商品によりますが、例えば僕の選択している「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天ヴァンガード)」では運用手数料(管理費用+信託報酬)が発生します(し、大半の投資信託で運用手数料が発生します)。

手数料は大体0.1-0.2%程度なのですが、お気付きでしょうか。

楽天カードで積立NISAを行うと運用手数料以上のポイントをもらえるので最大8万円お得なる

楽天カードでの積み立てを行えば、1%のポイント還元を受けることができ、大半の投資信託の運用手数料を上回るポイント還元を受けることができます。

楽天証券は楽天ポイントでの投資・積み立ても可能なため、20年で最大800万円積み立てられる積立NISAでは楽天証券×楽天カードでの組み合わせで8万円得をすることができます。

楽天カードでの積立毎日積立ができません銀行引き落としなら毎日も可能)が、積み立てなので毎月 or 毎日でパフォーマンスに差はほとんど出ません

貯まった楽天ポイントでポイント投資ができる!積立投資(積立NISA)で複利の効果が最大化する

楽天証券はちゃんと楽天経済圏の恩恵を受けられ、楽天ポイントでの投資が可能です。

いきなり投資資金を捻出するのは難しかったりハードルがある場合、楽天ポイントが貯まっていれば現金入金不要で投資ができます。

普段から楽天市場や楽天トラベルなど、楽天経済圏のサービスを利用している方は楽天ポイントがそこそこ貯まっているのでは無いでしょうか?

余ったポイントは全てポイント投資で積立NISAに充てるようにすると、寝かせているポイントをしっかり運用することができます。

これも立派な投資です。

投資初心者の方にもおすすめですし、積立NISAの支払いで貯まった楽天ポイントをさらに次回以降の積み立てに利用することで複利の効果を得ることができます。

楽天証券の取引手数料業界最安値水準

楽天証券は取引手数料も他証券会社と比較して業界最安値水準です。

商品別手数料(税込) 超割コース(売買回数ごとに) いちにち定額コース(1日の売買金額あたり)
現物取引 55円〜(テーブル制、0.05~0.1%)

手数料の1%を楽天ポイントでポイントバック

0円(〜50万円)
0.1~0.2%(50万円〜テーブル制)※売買金額は現物+信用
信用取引 99円〜(〜50万円はテーブル制)
385円固定(50万円〜)

信用取引で頻繁に売買することがほとんどの僕は超割コースにしており、特に50万円以上の信用取引であれば手数料が一律385円(税込)になるのが爆安なため(業界最安値の手数料水準)気に入っています。

また、1日の取引金額(現物・信用取引合わせて)の合計が50万円までであれば、「いちにち定額コース」の手数料0円がとてつもないインパクトです。

1日あたり50万円以内の取引しか行わない方は、手数料的に楽天証券の「いちにち定額コース」を使わない理由がありません

楽天証券の取引手数料がポイントバックされる「超割コース」で1%の楽天ポイントをもらおう

1回の取引が50万円を超える信用取引を頻繁に行う方は、手数料率的に「超割コース」がおすすめだと書きました。

何と、「超割コース」は取引手数料の1%が楽天ポイントで還元(ポイントバック)されるという最高の仕組みまで導入されており、取引すればするほど気づけば楽天ポイントが貯まっています

貯まった楽天ポイントは積立NISA側に回しているので、楽天証券は短期から長期まで幅広く対応できる魅力的な証券会社です。

取引ツールが充実!パソコン用(Windows,Mac対応)の「MARKET SPEED Ⅱ」、スマホアプリ・iPadアプリの「iSPEEDが利用可能

僕の取引環境はパソコンがMac、スマホがiPhone、タブレットがiPadという生粋のマカーの組み合わせです。

Macユーザーは痛いくらい分かると思いますが、証券会社の取引ツールの大半はWindows専用です。

Macで使える株式投資ツールは楽天証券「MARKETSPEED」かGMOクリック証券「レーザートレード」のみ|GMOは先物・CFD・為替にも対応のパソコン版万能ツール!

続きを見る

ですが、楽天証券は取引ツールの「MARKETSPEED」がWindowsだけでなくMacにも対応しています。

フォントもMacに最適化されており、ブラウザツールでは無いので重くなく使い心地は最高です。

MARKETSPEED」は3ヶ月2700円だった使用料(条件付き無料)が2019年6月より完全無料

実は、MARKETSPEEDは高機能ゆえ月間約900円の有料ツールでした。

しかし、取引量や預け入れ資産額などの条件をクリアすれば無料になり、その条件も普通に利用しているとクリアできていたので実質無料でしたが、何と2019年6月より完全無料になりました。

楽天証券の口座開設さえ行えば誰でも無料で利用できるので、まず使い勝手を試したい方にも楽天証券はおすすめです。

特にMacユーザーは使い心地の良さにハマって他証券会社には戻れなくなります(あのBNFさんも楽天証券をずっと使っていましたね)。

注意点①:Windows版MARKETSPEEDでは使える板発注ツール「武蔵」はMac版では使えない

ビットコインのトレードでBinancebybitといった仮想通貨取引所を愛用している僕は、TradingViewの高機能チャートチャート上での注文キャンセル・指値移動などの機能を気に入っています。

楽天証券のMARKETSPEEDではWindows版のみ、板発注機能を持った取引ツール「武蔵」が使えるのですが、Mac版では使えません。

注意点②:「MARKETSPEED Ⅱ」「MARKETSPEED for Mac」は国内株式のみの対応(先物や為替は取引不可

Windows版MARKETSPEEDも大幅なアップデートを経て見やすさが格段に向上した「Ⅱ」がリリースされましたが、Mac版同様に現時点では株式取引のみ対応しています。

先物やオプション、為替などの他金融商品の取引は、パソコンツール(Windowsのみ)はMARKETSPEEDマーケットスピードFX、iPhoneやiPadのiSPEEDアプリのみ対応

楽天証券ではMARKETSPEEDを利用できるWindowsユーザー以外はiSPEEDアプリをスマホで使うよう案内しています。

僕も楽天証券で先物取引する場合は「iSPEED先物OPアプリ」を使っています。

iSPEEDアプリの使い勝手は別記事で紹介するとして(株式取引はめちゃくちゃやりやすいものの)先物取引は若干のやりにくさを感じます。

注意点③:楽天証券ホームページ上でも先物・オプションの取引はできず、MARKETSPEED(Windowsユーザー)かiSPEEDアプリの利用が必須

僕は日経平均先物の取引も行っているので、僕はGMOクリック証券を併用するようにしています。

楽天銀行との連携「マネーブリッジ」で楽天銀行の優遇金利が0.1%ハッピープログラムも対象なので手数料無料回数も増加

楽天銀行をお持ちの方は、楽天証券との連携設定「マネーブリッジ」を行うことで、国内ネットバンク最高水準の0.1%の優遇金利を受けられます。

また、他行振込手数料・ATM利用手数料の無料回数も増えたり良いことづくしです。

楽天銀行と楽天証券を繋ぐ「マネーブリッジ」がおすすめな理由|設定方法・メリット・デメリットとは

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楽天証券はSPU対象!楽天サービスでのポイント還元率が1%アップ

楽天証券は楽天経済圏に囲まれている方にとって、投資するなら利用すべき証券会社です。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)という楽天系列サービスでのポイント還元率が上がる仕組みに楽天証券も入っており「月1回、500円以上のポイント投資(現金と合わせて、一部ポイントでOK)」で還元率が+1%なります。

僕の場合「楽天スーパーポイントコース」という、楽天ポイントが余っていれば積立NISAなどの原資に自動的に充ててくれる設定をしているため、クリアしています。

楽天証券で積立NISA & ポイント再投資の設定をすると、楽天ポイントマジで貯まりまくります

楽天証券の口座開設者なら日経テレコン(日経新聞電子版)無料で読める!

楽天証券は口座開設をしている人なら誰でもMARKETSPEED経由で日経テレコン(日経新聞電子版)を無料で読むことができます。

日経新聞は株式投資をする上で必須の媒体ですし、それを無料で全記事読めるのはとても嬉しいです。

楽天証券の少しイマイチな3つのデメリット

愛用している楽天証券も、完璧ではありません。

7年以上使い倒した僕が、投資家目線で感じている少しイマイチな点をまとめます。

IPO投資を行うには取り扱い銘柄が少なめ

IPO投資しかやらない!という方は、素直に取り扱い銘柄の多いSBI証券などを開設しましょう。

楽天証券はIPOの幹事証券会社になることがほとんどなく、応募機会も少ないです。

主幹事・副幹事になることの多いSBI証券を開設しておくことをお勧めします。

福証単独上場の銘柄取り扱っていない

日本には証券取引所がいくつかあり、大半の銘柄が東京証券取引所に上場していますが、一部札幌証券取引所福岡証券取引所のみに上場しているものもあります。

楽天証券は残念ながら、札証・福証のみの上場株式は取り扱いが無いため、取引できません。

札証・福証上場銘柄含め国内の銘柄全てで取引したい場合は、SBI証券にしましょう。

Macユーザー先物・CFD取引をするならGMOクリック証券の方が使いやすい

Windowsパソコンをお持ちの方株式投資のみを行う方には関係ありません

僕は日経平均先物や金などの先物・CFD取引を積極的に行っていますが、持っているパソコンはMacです。

Macで先物取引できるツールは、GMOクリック証券の「レーザートレード」しかありません。

日経平均先物の取引を行うならWindowsがオススメ!MacはGMOクリック証券の「レーザートレード」のみ対応

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僕は楽天証券のiSPEEDアプリとMARKETSPEED for Macを愛用しており、それ以外のツールで株式投資はしません。

先物取引を行う時、GMOクリック証券のレーザートレードを開きながら、楽天証券のiSPEED先物オプションアプリで取引しています

GMOクリック証券も「先物取引のアプリが無い」ため、どっちつかずなのです。

  • 楽天証券のMARKETSPEED for Macが先物・オプション・CFDに対応
  • GMOクリック証券で先物・オプションアプリが出る

このどちらかが実現したらその証券会社に完全移住しようと思いますが、個人的には楽天証券のツールが優秀なのとポイント還元など他のメリットも絶大なので楽天証券頑張ってほしいところです(※順次対応とのことです)

楽天証券の評判

Twitter上での評判を見てみると、楽天経済圏で楽天ポイントを貯めている方や楽天カードでの積立NISAなど、好意的なツイートが多いです。

https://twitter.com/400mansalaryman/status/1238117196162666496

まとめ:楽天証券は投資初心者から上級者までおすすめの証券会社!

ここまで楽天証券愛を語ってきましたが、僕はこれからも変わることなく楽天証券を使い続けるでしょう。

  • 積立NISAを始めたい人(楽天カードでの積み立て)
  • 楽天経済圏に囲われている人(特に楽天銀行ユーザー
  • ポイント投資楽天ポイントで始めたい人

これらの人には特におすすめですし、投資上級者もツールの充実や手数料率も業界最低水準でおすすめです。

 

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