ビットコインを購入しようか検討している方、いまいち買い方が分からなくて尻込みされている方いませんか?
仮想通貨の中でもビットコインはETF承認の可能性や2020年に控えた半減期など、値上がりするファンダメンタルズが豊富です。
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仮想通貨といえば「詐欺」や「バブル」といった評判の悪い言葉ばかりが先行しますが、きちんと内容を理解した上で購入する分にはれっきとした投資です。
プロフィールを見て頂けると分かると思いますが、株式投資を6年、仮想通貨投資は2017年初より行なってきて、利益と損失で天国と地獄を見てきた管理人が2019年にビットコインを投資する際の注意点などをまとめていきます。
目次
ビットコインを買う前に!損しないために覚えておきたい注意点・ポイントとは
特に投資初心者のうちは株式投資など一般的なものとは異なる(意外と簡単に買えるのに、罠が多い)ので、気を付けたいポイントを紹介します。
「販売所」は絶対使わない!「取引所=板取引」を使おう!
ビットコインを購入する場所は「販売所」と「取引所」に分かれます。
販売所はFXで有名な2way方式と呼ばれる、買いと売りの2種類の取引のみできる取引方法のことで、仮想通貨取引所の場合は取引手数料が0円を謳っているケースが多いです。
ですが、そこには罠があります。
販売所形式は手数料0円な代わりにスプレッドが広すぎる!トレードした瞬間に大損する取引所も
販売所形式とは、下記のような取引画面で「買い」か「売り」を選ぶだけで取引できるという、簡単な取引方法です。
一見するとトレードしやすくてよく見えますが、FXでもそうなのですがボラティリティーの大きい(値動きの荒い)金融商品は大きなレバレッジをかけられる反面、投資家が損をしやすい環境です。
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そのため、損失を取引所が回収できない時の(取引所側の)損失を鑑みてスプレッドが広めに設定されているケースが多いです。
2019年9月23日の13時半時点での2つの取引所のビットコインの価格で比較してみましょう。
①GMOコイン (管理人推奨)はスプレッドが380円です。
②DMMコインは3,200円(何とGMOコイン の10倍(!))です。
DMMビットコインの場合、1ビットコインを買って売るだけでGMOコインより3,000円近く損をします。
ビットコインのスプレッドはDMMビットコインで0.3%とそこまで広い訳ではありませんが(GMOコイン の0.03%が凄すぎるのです)、アルトコインとなるとどの取引所も数%のスプレッドがあります。
一般的な投資での年利は10%もいけばめちゃくちゃ良い方(あのウォーレン・バフェットですら10%)なので、販売所形式の仮想通貨取引所を利用する場合はスプレッドはできるだけ狭い取引所を利用すべきです。
取引所形式は板取引のため、取引手数料が安く板が厚い取引所を利用すれば一番お得にビットコインを買える!
販売所形式に対して、取引所形式は株式投資ではおなじみのいわゆる板取引のことを指します。
これは国内仮想通貨取引所のbitbankの取引画面です。
チャートの隣りにある板での取引はユーザー間での売買になるので、スプレッドは(自分の買いたい値段に板が存在すれば)無しに等しくなります。
そのため、取引所は取引手数料を設けてユーザーからシステム維持費を徴収しますが、取引所によって手数料はまちまちで中にはメイカー(指値で板を食わない取引)にはマイナス手数料=手数料がもらえる取引所もあります(上記bitbankがその1つです)。
こういった事情から、僕は基本的に取引の透明性が高い取引所形式の取引所しか利用しないようにしています。
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クレジットカードでビットコインを買うのは手数料が高いのでやめよう!
ビットコインを含む仮想通貨はクレジットカードでの購入が可能な取引所もあります。
以前はクレジットカードでの仮想通貨の購入が国内取引所でできましたが、現在は海外の仮想通貨取引所(Binance(バイナンス))しかクレジットカードでの購入はできません。
また、仮想通貨のクレジットカードでの購入は手数料が高く設定されているケースがほとんどで、Binance(バイナンス)では3.5%(or 10ドル)とかなり高額です。
先程、スプレッドの広い販売所形式は控えるべきと書きましたが、それと同様なのがクレジットカードでの仮想通貨購入にも言えます。
法定通貨(FIAT)の出金手数料が高い仮想通貨取引所からは頻繁に日本円を引き出さない
仮想通貨取引所への入金は銀行からの振り込みが大半なので振り込み手数料に準ずる形になりますが、仮想通貨取引所から銀行への出金は地味に手数料が高く設定されている取引所が多いです。
取引所名 | 入金手数料 | 出金手数料 |
bitbank(ビットバンク) | 無料 | 540円(3万円以上出金=756円) |
GMOコイン | 無料 | 無料 |
DMMビットコイン | 無料 | 無料 |
Liquid by Quoine | 無料 | 500円 |
bitFlyer | 無料(クイック入金=324円) | 216円(3万円以上出金=756円) |
Coincheck | 無料(クイック入金=756円) | 400円 |
Zaif | 無料 | 350円(50万円以上出金=756円) |
僕のよく使っていたbitFlyerでは756円と、銀行やネットバンクの手数料などと比較して3倍以上とかなり高額...。
一度入金した仮想通貨用の投資資金は、頻繁に出し入れすると出金手数料がもったいないですよ。
ビットコインはいくらから買える?実は超少額=100〜1,000円から買える!
2019年9月時点で1ビットコイン110万円ほどと高値で推移しています。
株式投資から入った自分も購入前は知らなかったのですが、仮想通貨は1枚以下から好きな枚数購入できます。
株式だと基本100株から、単元未満株を購入する場合は手数料が取られたり不利になるケースも多いです。
ですが、仮想通貨はそのようなことは全くありません。
自身の投資金額に応じて、例えば0.01BTC(1万円)などの少額から購入することができます。
ビットコインへの投資をするなら総合的に鑑みて「1万円」は入金する必要あり
100~1000円からでもビットコインは購入可能ではあるのですが、取引手数料や出金手数料を考慮すると1万円程度は投資資金として入金しておくことをおすすめします。
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株式投資やWealth Naviのようなロボアドバイザーでもそうですが、少なくとも10万円程度は投資資金として必要です。
実は僕もビットコインFX(レバレッジ取引)での累計利益は1200万円ほどと順調ですが、当初50万円からスタートしてロスカットされ、20万円から再起を図った結果です。
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自身のトレードスタイルを身につけ、継続的に投資に向き合い勉強を続けることで成果を出し続けることができるのが、僕が投資を大好きな理由だったりします。
ビットコインを初めて買うならオススメな取引所は?
僕はこれまで国内・国外問わず様々な仮想通貨取引所で口座開設をしてきました。
ビットコインを初めて買うならば、間違いなく国内の仮想通貨取引所にしておくべきです。
その中でも、セキュリティー対策の強弱や手数料・スプレッドの高低など特徴があります。
取引所名 | ハッキング有無 | 手数料・スプレッド |
bitbank(ビットバンク) | 無し | メイカーマイナス手数料、全通貨ほぼなし |
GMOコイン | 無し | 0.1 ~ 1%程度(アルトコインは広め) |
DMMビットコイン | 無し | 0.3%程度(BTC) 6%程度(アルトコインは広め) |
Liquid by Quoine | 無し | ほぼなし(BTC) |
bitFlyer | 無し | 0.1%(BTC) 5%程度(アルトコイン) |
Coincheck | 有り | ほぼなし(BTC) 5%程度(アルトコイン) |
Zaif | 有り | ほぼなし |
BITPoint(ビットポイント) | 有り | ほぼなし |
2017年初より2年以上仮想通貨相場を生き残ってきた僕がオススメできる、国内の仮想通貨取引所を2つ紹介します。
取引所形式なら手数料が安い・セキュリティーも安心な「bitbank」一択!
販売所形式ではなく、板取引を扱っている取引所形式を僕は一貫してオススメしています。
その中で、セキュリティー面や手数料面などで秀でているのがbitbankです。
国内随一の取引量を誇る上に、ハッキング被害もこれまで無い徹底したセキュリティー対策、メイカーマイナス手数料による一番期待値の高い取引を行える取引所として、2019年現在は最もオススメの取引所です。
bitbank
国内仮想通貨取引所で唯一の「マイナス手数料」がある(指値注文なら手数料をもらえる)取引所です。
アルトコインの板取引ができる取引所の中で最も出来高が多く、万全のセキュリティー対策 & 取引画面も非常に使いやすくおすすめです。(特にリップル(XRP),モナコイン(MONA)の板取引をするならbitbank一択!)
販売所形式ならスプレッドの狭い & 証券会社としての実績もある「GMOコイン」一択!
販売所形式はやめよう、と言いましたが、実は使いようによっては取引所形式よりも優位性があります。
また、後々レバレッジ取引を検討する場合も含め、国内取引所で圧倒的にスプレッドが狭い & GMOクリック証券での実績もあるGMOコインが、販売所形式の取引所では一番良いです。
元々利用していたbitFlyerがレバレッジ規制の影響で人が減り、板が非常に薄くなり国内のレバレッジ取引の板取引の優位性が少なくなってきました。
僕は現在、世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceを主戦場にしていますが、もし規制されればGMOコインに移る予定です。
世界最大手の仮想通貨デリバティブ取引所の「BitMEX」は、2020年に日本国内からのアクセスを禁止しました。
海外取引所には金融庁の取り締まりによる日本人締め出しリスクがあることも認識しておきましょう。
販売所形式は1枚でも100枚でも同じ価格で約定させることができるため、大きな枚数を張る時は板取引よりもスプレッドが狭い=優位に取引ができる時があり、それが現環境では増えてきました。
セキュリティー面でも安心なGMOコインも、販売所形式ではありますがオススメできる取引所です。