2020年にBitMEXはついに金融庁からの締め出しにより、日本国内からのアクセスを禁止しました。
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BitMEXの手数料体系は、知っているのと知らないのとでは大きな差があります。
大きく分けて以下5つの手数料が存在し、それぞれの特徴とトレードする際に気を付けなければいけないことが存在します。
- メイカー手数料(取引手数料)
- テイカー手数料(取引手数料)
- (先物満期)決済手数料(取引手数料)
- Funding手数料(スワップ)
- 入出金手数料
それぞれについて、BitMEXの仮想通貨FXトレーダーである管理人ならではの視点も含め解説します。
目次
BitMEX(ビットメックス)の手数料一覧
先ほどの5つの手数料の概要を表にまとめると、こんな感じになります。
手数料の種類 | 手数料率(%) |
メイカー手数料(Maker Fee) | -0.025% |
テイカー手数料(Taker Fee) | 0.075% |
決済手数料 | 0.05% |
Funding手数料(スワップ手数料) | -0.375%〜0.375%の間で変動 |
入出金手数料 | なし(BTCの送金手数料のみ) |
※マイナス=手数料をもらえる
これらのうち、取引をするにあたって覚えておかなければならないのが"入出金手数料以外の全て"です。
BitMEX(ビットメックス)のメイカー手数料を有効活用して手数料分利幅を伸ばす
メイカーとは、板(オーダーブック)を食べない注文のことを言います。
例えば、現在価格100万円のビットコインを95万で買い注文 or 105万円で売り注文を出したとすると、それは取引がすぐには成立せず(約定せず)、オーダーブックに注文が載ります。
ちなみに、指値注文でも一部約定した場合は、約定分は後述のテイカー手数料がかかり、約定しなかった分はメイカー手数料がもらえます。
指値注文=メイカー手数料もらえる と書いているサイトが多いですが、大間違いなので注意しましょう!
指値注文で板を厚くする注文を多用するトレーダーを「マーケットメイカー」とも言います。
この場合、注文が約定した際に-0.025%の手数料がかかります。
マイナス手数料=手数料を受け取れる、ので普段僕が注文している100,000〜200,000USDだと2,500〜5,000円ほどもらえます。
そのため、250円幅分だけ既に得していることになります。
BitMEXを利用するならば、ぜひメイカー注文を多めにしたいですね。
メイカー手数料で稼ごう!という考え方も間違いだと僕は考えます。なぜなら、皆メイカーで約定させたいという前提があるので、基本価格が動く方向の板が薄くなり簡単にはいかないからです。
BitMEXで覚えておくと得な取引方法をまとめた記事はこちらです。
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BitMEX(ビットメックス)の使い方をFXトレーダーが解説|最適なレバレッジ設定や注文を通しやすい買い方・売り方・利確・損切りの方法とは
続きを見る
BitMEX(ビットメックス)のテイカー手数料は高額で手数料負けするのでなるべく使わない!
BitMEXで一番扱いが難しいのが、テイカー注文です。
テイカーとは、板(オーダーブック)を食べる注文のことで、注文後に即座に約定した場合を指します。
成行注文と板を食べる指値注文が該当し、例えば$10,000のビットコインに対して成行注文 or $10,001以上の板を食う指値注文でテイカー手数料が0.075%取られます。
僕は大体100,000〜200,000USDくらいで注文を出しますが、その0.075%というと8,250円〜16,500円くらいの手数料がかかっています(マジ高い…手数料0円のbFレバ15倍に戻して…)
BitMEXが難しいのは、このテイカー手数料の高さなのです。
テイカー注文の場合、700円幅ほど最初から負けていることになります。
利確・損切りもテイカー注文すると1,500円幅負けることになり、値動きは思い通りでも手数料負けを普通にします。
テイカー注文は大きく動く時や迅速に損切りしたい時だけにしましょう。
BitMEX(ビットメックス)は決済手数料は先物の満期時の決済手数料なので注意!
BitMEXの日本語訳が分かりにいのですが、この決済手数料とは先物の満期時の強制決済の手数料のことで無期限の決済ボタンを押しての取引ではありません。
ですが、別記事でも書きましたが投資家保護のために(迅速に損切りができるように)決済注文が一番優先されて注文が通ります。
値動きが荒くて指値注文などが拒否される時も、ポジション決済注文は拒否された記憶はありません(少し反映が遅れることはありますが)。
※ストップには決済注文がありませんので、約定の価格が滑ることがあるのは注意しましょう。
BitMEX(ビットメックス)のFunding手数料(=スワップ金利)は変動制!相場を動かすことも
BitMEXの無期限先物は、スワップ手数料「Funding手数料」が徴収されます。(期限付き先物は、満期で現物価格での決済がされるのでスワップ手数料は取られません)
無期限先物はXBT/USD, ETH/USDの2つのみで、8時間おき(日本時間5時, 13時, 21時)の時点での買い・売りポジションに対して-0.375%〜0.375%のFunding手数料がかかる
覚えておくべきは、Funding手数料は買い・売りで相反します。
仮に買いポジションが0.1%徴収される場合は、売りポジションは0.1%の手数料をもらえます。
これは、相場の変動によるポジションの偏りを抑え、先物価格を現物の基準価格に近づける仕組みで、このFunding手数料を見るとBitMEX内のポジションの偏りが見える訳です。
そのため、Funding手数料が相場を動かすきっかけになるのです。
Funding手数料が大きくなるとFunding手数料狙いのポジションが増え、手数料の支払いタイミング後に価格が大きく変動することもあり、それを狙ったトレードはよくやります。
また、Funding手数料を狙うだけのBotなども(利益はそんなに取れないと思いますが)ありそうです。
Funding手数料は「"契約の詳細"の資金調達率」から確認でき、手数料タブから詳細を見れる
その時点でのFunding手数料を見たい場合、PCでもスマホでも簡単に確認できます。
PCならサイドバーの下の方に資金調達率についての記述があり、カーソルを当てると次の次のFunding手数料(現時点での手数料率)も見れます。
スマホは発注の下にある「契約の詳細」をクリックすると資金調達率に関する部分が出てきます。
BitMEX(ビットメックス)の入出金手数料は0円だが、送金手数料はかかる
BitMEXでは入出金手数料はかかりませんが、ビットコイン(BTC)の送金手数料はかかります。
送金手数料とは、ビットコインを採掘するマイナーの報酬として引かれるマイニング手数料のことで、BitMEXからの出金にマイニング手数料が「0.001BTC(2019年6月時点)」引かれます。
2019年6月現在、1BTC=100万円なので1,000円ほどかかります。
BTCの送金詰まりにより永遠に送金されない事態を避けるため、その時点での送金需要やBTCの送金技術の発展に応じて変動します。
BitMEXの手数料をマスターすることで、取引を有利に進めることができます。
当サイトではBitMEXについての記事を随時更新中ですので、ぜひご覧くださいね!
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