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BitMEX(ビットメックス)の使い方をFXトレーダーが解説|最適なレバレッジ設定や注文を通しやすい買い方・売り方・利確・損切りの方法とは

更新日:

2020年にBitMEXはついに金融庁からの締め出しにより、日本国内からのアクセスを禁止しました。

多くの仮想通貨FXトレーダーが移住先に選んだ「bybit」に僕も移住しました。

注文拒否無し & 使い勝手の良いアプリと大満足しています。

bybit

bybit公式ロゴ

bybit(バイビット)100倍レバレッジゼロカットの仕組みを導入した仮想通貨デリバティブ取引所で、世界最大手の取引所です。

アプリがとても使いやすいことや注文がサクサク通る点など、トレーダー向きの取引所で僕のメイン取引所として愛用しています。

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元々2017年よりbitFlyerのBTC FXでスキャルピングにより利益を上げていた僕が、最大レバレッジ4倍の規制を受けてBitMEXに完全移住しました。

2018年頃からBitMEXは利用していましたが、自分の手法に合わなかったのでbitFlyerを使い続けていました。

しかし、今回のレバレッジ規制を受けて本格的にBitMEXに移住すべく、本気で徹底的に使い倒したので基本的な使い方や設定内容から応用的な手法までまとめました。

レビュー
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BitMEX(ビットメックス)での最適なレバレッジ設定方法

BitMEXで設定できるレバレッジ倍率は、取引する仮想通貨の種類によって異なります。

ビットコイン($BTC)は最大レバレッジ100倍ですが、アルトコインであるイーサリアム($ETH)は最大50倍、ライトコイン($LTC)は33.3倍、その他のアルトコインは最大20倍です。

レバレッジ取引対応通貨名 最大レバレッジ倍率
ビットコイン($BTC/$XBT) 100倍
イーサリアム($ETH) 50倍
リップル($XRP) 20倍
ライトコイン($LTC) 33.33倍
ビットコインキャッシュ($BCH) 20倍
EOSトークン($EOS) 20倍
トロン($TRX) 20倍
カルダノ($ADA) 20倍

ここからは僕が取引をしていて最適だと感じたレバレッジを、通貨ごとにまとめます。(あくまで僕のトレードにおけるレバレッジの掛け方なので、必ずご自身で取引しやすいレバレッジを見極めてくださいね。)

ビットコイン($BTC=XBT)はポジションを持つ2つのタイミング「順張り」と「逆張り」でレバレッジを変える

「順張り」の時はレバレッジ5-10程度でポジションを持つ

前提、BitMEXの順張りはbitFlyerと違って非常に難しいです。

なぜなら「テイカー手数料が0.075%と高い」ため、逆行した時の損切りの額は取引手数料がメイカー・テイカー共に無料のbitFlyerと比べて倍近いためです。

ですが、大きく動く時の順張りによる利益はbitFlyerの数倍になります。

そのため、エントリーはかなり厳選して大きく動くタイミングのみ入っています。

bitFlyerだと10-15倍近いレバレッジでポジションを持つと維持率が低くなりすぎて、追証の危険があるために余計な雑念が入ります。

しかし、BitMEXは余裕があるため利確も段階的に着実に行えます。

順張りの時の利確は20-50$幅で指値をばら撒きストップ成行をポジションの3$幅で置く

BitMEXでは利確もきちんと指値を置いておかないと、テイカー手数料でかなり利幅を削られるので、僕は短期で利確するようにしています。

また、BitMEXではテイカー(板を食う指値注文 or 成行注文)でポジションを持った場合、3$幅が利確に必要です。

そのため、必ずストップをポジションの3$幅で置いて必ず利確できるようにして利幅を伸ばすようにしています。

BitMEXのようにハイレバレッジでポジションを持つ場合、必ずストップ注文を入れておきましょう。

僕は入れずに欲張ってゼロカットされた経験があるので、絶対に行っておくべきです。

「逆張り」の時はレバレッジ2-3程度で順張りより長めのポジションを構築

BitMEXは"レンジ相場"での逆張りが一番適している取引所だと、僕は考えています。

メイカー注文でマイナス手数料のため、サポートラインでの逆張りが有効です。

ただし、逆張りの場合に気を付けないといけないのがレバレッジです。

1日で20-30%も騰落のある仮想通貨で、逆張りで高いレバレッジを設定していると資産を一気に減らす可能性もあります。

そのため、2-3倍程度の順張りと比べてレバレッジを抑えます。

利確ポイントは難しいですが、トレンドラインを引いた時に中間から逆のサポートラインまで利確指値を置くようにしています。

逆張りの場合もサポートラインを抜けた時のストップを必ず入れておく

順張りの時と同様、ストップ注文をサポートラインを超す少し手前に入れておきます。

サポートラインを超してしまうと、多くの損切り注文で値が飛んでしまう可能性があるため、手前に損切り用のストップ注文を入れて傷を浅くするようにしています。

BitMEX(ビットメックス)での買い方・売り方など注文方法について

BitMEXの注文方法は以下の7通りあります。

  • 指値(★)
  • 成行(★)
  • ストップ成行(★)
  • ストップ指値
  • トレイリングストップ
  • 利食い指値
  • 利食い成行

色々多くて取っつき辛いと思いますが、★マークの3つが使えるようになればOKです。

それでは具体的に、どのようなタイミングで使うのかをまとめてみました。

BitMEX(ビットメックス)での買い方・売り方指値注文が基本!

BitMEXではテイカー手数料が高いため、指値注文が基本と書いてきました。

指値注文を行うのは非常に簡単で、今の価格よりも高い価格に売り・低い価格に買いを入れるだけです。

BitMEXの注文画面

通貨によって異なりますが、無期限契約のBTC(XBT)とETHはドル建です。

指値注文に関しては、いくつかオプションにチェックを付けることで取引を有利にすることができます。

  • Post-Only」にチェックを入れると、メイカー注文のみしか執行されません。(余計な板食いを減らすことでテイカー手数料を抑えることができますが、順張りで急いで乗りたい時にポジションを持てないことがあるので注意は必要です。)
  • 非表示」にチェックを入れると、オーダーブックに自分の注文が乗りません
  • 減少限定」にチェックを入れると、持っているポジションを減らす=決済注文しか執行されません

指値注文ができている時は、デプスチャート上に丸(買いは緑、売りは赤)で表示されます。

BitMEXの指値注文後のチャートの表示

指値まで価格が動くと、注文が消えてポジションが増えます。

※ちなみに、チャート上の指値注文の位置は「︙」の部分をドラッグすることで移動できます。これが超便利!

損切り時はポジションの横の「成行」ボタンを利用するのが一番優先されて損失を最小限にできる

損切りの時は、迅速にポジションを解消したいでしょう。

相場急変時にはBitMEXでは注文の優先度が注文方法によって異なり、新規注文より(ポジションを持っている時の)決済注文の方が優先されます。

新規注文は注文拒否されることがありますが、決済注文は拒否されることは(僕の経験上は)ありません。

そのため、急いで損切りしたい時は通常注文では無く、必ずポジションの決済注文を行います。

ポジションを持っている時に表示される横の決済ボタンをクリックします。

BitMEXのポジション保持画面

この際、以下のように確認画面が表示されるので、ポジションを成行注文で決済を押します。

BitMEXの成行決済ボタン

「決済」と「成行」の2つのボタンがありますが、「決済」の場合はマーク価格に指値されます。急変時にはポジションを全て閉じることができない場合もあるので、僕は成行売りで決済してます。

利益確定させるためのストップ成行注文を利確ラインに置く方法

BitMEXの利確タイミングは結構難しく、テイカー手数料が高いため見誤ると気付いたら損切りに…ということもあります。

上がった値段は下がるので、順張りもどこかでクローズしなければいけません。

そんな時のために、強制的に利確値幅で成行注文を行い、損失にならないようにしてしまう手があります。

注文画面のストップ成行をクリックします。

BitMEXストップ成行注文画面

メイカーでポジションを持っている場合は3$幅で、テイカーでポジションを持っている場合は10$幅でないと利確にならないため、その価格を入力します。

(例:$7000で買って$7050が現在価格の場合、メイカーでポジションを持っていれば$7003、テイカーでポジションを持っていれば$7010にストップ成行注文を入れておけば損失はほぼ無くなります。)

「トリガ時に決済」にチェックを入れておくと、ポジションのクローズ注文のみになります。ポジションクローズ用の指値は「利確用の指値」と「損切り or 同値撤退用のストップ成行」の2つを同時に指しておくことが多いので、事故防止にチェックしておくようにしています。

BitMEX(ビットメックス)で相場急変時の注文が通りにくい時の安全な注文方法

先程も書きましたが、BitMEXでは注文の優先順位が注文方法により異なります。

相場急変時の成行注文は本当に危険!あらかじめ指値注文を遠くに置き、刺さるように値段を変更する事故無く安全!

価格変動の激しいタイミングでは、注文拒否がされる仕組みになっていて不要な注文が入らないようになっています。(ポジションを持っている場合に利用できる、決済注文が一番優先されます。)

注文が入らないからと連打しまくると気付いたら大量に注文が通っていた…なんてことも。

指値注文も新規だと注文が通りにくいため、事前に置いてある指値注文の値段変更の方が(僕の経験上は)注文が通りやすいように感じることが多いのと安全なため、そうしています。

BitMEX(ビットメックス)の口座開設・登録方法

BitMEXは海外仮想通貨取引所ですが、日本人でも登録することが可能です。

登録=口座開設となり、日本の仮想通貨(暗号資産)取引所と異なり本人確認(KYC)の必要がありません。

詳しい口座開設方法やメリット・デメリットなどはこちらで解説していますので、ぜひご覧ください。

BitMEX

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BitMEXは海外仮想通貨デリバティブ取引所最大手で、「レバレッジ100倍」「アルトコインのレバレッジ取引ペアもあり」「追証なし(ゼロカット)」というトレーダー向きの取引所です。

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