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GMOコインのメリット・デメリット・評判を仮想通貨トレーダーが徹底解説!国内最高のレバレッジ取引所!

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GMOコインは証券会社としても実績のあるGMOクリック証券をグループ会社に持つGMOグループの運営する仮想通貨取引所です。

2017年初より様々な取引所で仮想通貨FXを行ってきたトレーダー目線で、GMOコインはビットコイン・アルトコインのレバレッジ取引を行うならば国内最高の仮想通貨取引所だと考えています。

ですが、どんなに良い取引所でも良いところもあればイマイチなところもあります。

本記事では、仮想通貨トレーダー目線からGMOコインのメリット・デメリットを徹底解説します。

目次

GMOコインとは?会社概要(資本金・設立日)取り扱い通貨の種類(アルトコイン)について

GMOコインは東証一部上場のGMOインターネットグループが2016年より運営する、金融庁の認可取得済みの仮想通貨取引所です。

販売所形式をメインとし、ビットコインだけでなくアルトコインのレバレッジ取引(最大レバレッジ4倍)も盛んで、繰り返しになりますが仮想通貨トレーダーにはとてもオススメの取引所です。

GMOコインの会社概要・取り扱いアルトコインは下記になります。

運営会社名 GMOコイン株式会社
設立日 2016年10月
資本金 17.58億円(準備金含む)
取り扱い通貨(アルトコイン)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • リップル(XRP)

GMOコインでトレードするメリットとは

仮想通貨トレーダー目線で、GMOコインを利用してみて使い勝手の良いと(個人的に)感じた部分をまとめました。

安心の運営母体:グループ会社に証券・FX・CFD最大手のGMOクリック証券

会社概要にも記載しましたが、仮想通貨は万が一の事態(ハッキング被害や送金ミスなど)が起こり得ます。

国内仮想通貨取引所は基本的に補填対応を取っていますが、法律で義務付けられている訳ではありません。

倒産すれば資産は返ってこないため、運営会社に体力があることが大事です。

GMOコインは東証一部上場のGMOグループの子会社であり、GMOコイン自体の資本金も潤沢なので安心できます。

コールドウォレットマルチシグネチャー顧客資産分別管理の3つのセキュリティ対策

GMOコインは証券会社をグループ企業として持つことから、金融セキュリティーについても万全の体制を敷いています。

ネットワークから遮断されたコールドウォレットでの仮想通貨管理を行い、引き出し時の承認部署・人を複数設けるマルチシグネチャーも対策済み。

外部からの不正アクセスも24時間365日検知する仕組みを導入しており、外部・内部共に国内最高のセキュリティー対策を講じています

また、日本円で預かっている顧客資産を分別管理し、不適切な資産利用ができない管理体制になっています。

手数料(入金・出金・送金・取引手数料)全て無料

GMOコインのおすすめポイントとして大きいのが、各種手数料が"全て"無料なところ。

入金や送金手数料は無料な取引所が多く、販売所形式をメインとしていることもあり取引手数料も無料であって然るべき(スプレッドが手数料代わりなので)ですが、何と出金手数料まで無料です。

大体の取引所が500-750円ほど取るので、大分お得です。

販売所形式でスプレッドが国内最安値水準

販売所形式は相場の変動が激しい時に大きくスプレッドが開くことがあり、優位性ある取引をしにくいため僕は苦手なのですが、GMOコインは業界最安値のスプレッドを維持しています。

  • ビットコイン:通常500円、相場急変時:1,500〜5,000円
  • アルトコイン:2-3%程度

仮想通貨は値動きが激しいため、各社スプレッドを広めにしており、他の国内取引所のスプレッドはGMOコインの倍程度はあります

販売所形式は投資初心者の方でも取引しやすいため、国内で仮想通貨トレードを行うならまずはGMOコインを使うのが良いと思います。

実は販売所形式大口取引(BTC数十枚以上)をする人には優位性がある

販売所形式は板という概念が無いため、取引所の提示する価格で何枚でも取引可能です。

取引所形式=板のある取引所では、仮にですが1000枚のビットコインを同じ価格で約定させることはできません。

自分の取引分の板が存在しないと、不利な売買価格で大半が約定します。

ですが、販売所形式ならば同じ値段で1000枚約定させることができ、圧倒的に有利です。

※GMOコインは最大25BTCの注文までとなっています。

アプリ「ビットレ君」が使いやすい販売所形式のためパソコン、スマホからも注文しやすい

値動きの激しい仮想通貨で大事なのが、いざという時にすぐ取引しやすいか。

GMOコインではパソコンやスマホはもちろん、アプリも充実しています。

枚数を指定して買い売りのボタンを押すだけの販売所形式を採用しているため、非常に操作しやすいです。

アルトコインのレバレッジ取引ができる

アルトコインは値動きがビットコインよりも激しく、ファンダメンタルズなどに乗ると一気に利益を得ることができます。

国内の取引所でアルトコインのレバレッジ取引をするなら、スプレッドの狭いGMOコイン一択です。

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ビットコインのレンディング(貸仮想通貨)年率5%で行える

ビットコインの現物を取引所に預けておくだけ、という方はGMOコインで不定期募集しているレンディング(貸仮想通貨)を利用することができます。

  • 年率5%
  • 最低10BTCからの申込み
  • 貸出期間は90日のみ
  • 途中解約も可能(手数料が利率より引かれる)

貸し出し期間も90日と短く、最低申し込み量さえクリアしていればぜひ使いたい機能です。

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GMOコインでトレードするに当たって注意が必要なデメリットとは

取引所形式の取引量が少ないため、販売所のみ

GMOコインは取引所も存在します。

しかし、取引量が少ないため基本は販売所での取引を行うことになります。

僕は板取引のできる取引所形式に株式投資時代から慣れ親しんでおり、販売所形式での取引はあまり行いません。

ですが、次の2つの理由からGMOコインの販売所形式は良いと思っています。

  • スプレッドが基本狭い
  • 売り買いボタンを押すだけで、投資初心者でも売買しやすい

スプレッドは変動するため、相場急変時は注意が必要

先ほどスプレッドの狭さを理由にGMOコインを推しましたが、相場急変時は注意が必要です。

ですが、相場急変時のスプレッドも他国内取引所と同じ程度なので「販売所形式はそもそも相場急変時に気をつけよう」という事です。

レバレッジ手数料0.04%が、朝6:00にレバレッジポジションを持っていると徴収される

レバレッジ取引で長期ポジションを持つ方にはGMOコインはオススメしません。

手数料0.04%が建玉に対して毎日朝6:00に徴収されます。

これは丸々取引所の利益となり、例えば10BTC買いか売りポジションを持っていると、毎日4,000円のレバレッジ手数料を取られます。

GMOコインのレバレッジ手数料は資金に対してではなくポジションに対して掛かるので維持率に要注意

現在の最大レバレッジである4倍でも、ロスカットギリギリの維持率にしたままポジションを持ち続けると、レバレッジ手数料の徴収により値動きが無くても強制ロスカットされる可能性があります。

レバレッジ取引をGMOコインで行う場合、基本的に1日でポジションをクローズしておくべきです。

相場急変時に取引規制(買い規制・売り規制)が入ることがある

販売所形式を採用しているGMOコインでは、仮想通貨在庫が確保できない時に売買規制がかかることがあります。

例えば、突発的にビットコインの買い注文が増加した場合、GMOコイン側の確保しているビットコインよりも買い需要が大きくなると、GMOコインはどこからかビットコインの現物を確保しなければなりません。

トレーダーならば分かると思いますが、上げ相場での他取引所からのビットコイン購入は高値掴みにより損失を被る可能性があります。

GMOコイン側が損失を出す(ユーザーの需要に応えられなくなる)場合、売買規制が入るのです。

投資家としてはたまったものでは無いですが、過熱感高まっている通貨を売買する場合は規制がかかる可能性があることを留意しておきましょう。

ゼロカットでは無いため、追証が発生する可能性もある

GMOコインでは維持率が75%を切るとロスカットされますが、相場の急変動によるスプレッドの広がりと注文の通らなさにより約定金額が滑ることがあります。

その場合、維持率75%以上に資産を失う可能性もあります。

滅多に起こることではありませんが、相場はまさかが起きる上、まさかでコツコツ貯めた利益を全て相場が持って行きます。

レバレッジ取引を行う場合、先ほどのレバレッジ手数料もありますしポジションは毎日クローズしましょう。

そして、浅い指値はやめましょう。

※ちなみに僕は、追証あり・強制ロスカットを採用しているbitFlyerで、2019年5月に84万円の売り指値が105万円まで滑ってロスカットされました。

維持率は5%程度まで落ちており、証拠金はマイナス寸前でした。

bitFlyerでのロスカット画像

指値をするなら現在の値段から30-40%程度の値幅にしておきましょう(年数回程度の値動きで最も大きな値動きでその程度です)

取り扱い通貨数(アルトコイン)が少ない

GMOコインは以下アルトコインを扱っています。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • リップル(XRP)

ですが、世の中にはアルトコインは色々あります。

様々なアルトコインの取引を行いたい場合、世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceなど海外取引所を利用すべきでしょう。

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最大レバレッジは国内共通の4倍と控えめ

2019年時点では国内の仮想通貨取引所のレバレッジ取引の最大レバレッジは4倍となっています。

仮想通貨協会が発表した指針に揃えているのですが、GMOコインも同様にビットコイン・アルトコインどちらも最大4倍です。

値動きの激しい仮想通貨ならばレバレッジ4倍で十分な利益を得られますが、少額でハイレバレッジトレードを行いたい場合は物足りないでしょう。

その場合、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。

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ここまで様々書いてきましたが、日本国内でレバレッジ取引を行うならばGMOコイン以上の取引所は無いと考えています。

取引所未開設の方は、ぜひ開設しておきましょう。

 

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